生地の配合時に水の量を間違えた時の対処方法

ー 配合ミスで水の量を間違えた時の対処方法① ー

 

「うっかり、水を多く入れ過ぎてしまった!」と、生地の捏ねた時に気付くことはありませんか?(個人的には何度か経験があります)

水が少なかった分には水を足せばいいですが、水が多すぎた場合はどドロドロで生地として形を保つことが出来ない状態になってしまいます。

水の量にもよりますが、まずドロドロした状態では生地はまとまりませんし発酵もしません。

では、水分量を間違えた生地は諦めるしかないのか?

もし、そのような経験をした場合は、ドロドロの生地を適切な生地に戻す方法がありますので参考にしてもらえればと思います。

 

ー 配合ミスで水の量を間違えた時の対処方法② ー

 

まず、誤って水の量を多く入れてしまい生地がドロドロになった場合の対処方法についてご紹介していきます。

配合ミスで水を多く入れてしまった場合は、まずは落ち着いて下記の方法を試してをしましょう。

 

  1. 入れ過ぎた水の量を調べる
  2. (生地の形が保てている場合は)粉を足して整える
  3. (生地の形が保てないドロドロ生地は)入れ過ぎた水の量を除く小麦・副材料を足す

 

最初に入れ過ぎた水の量を調べることが重要で間違えて入れた水の量を把握することでどのくらい強力粉が必要かおおよその検討がつきます。

また、生地の形を保てている場合は強力粉を少量ずつ足していき、適切な柔らかさにしていくことで解決します。

もし、生地の形が保てないほどドロドロしている状態の場合は、強力粉だけ足しても副材料の配合率が減りレシピと違う味(薄くなる)恐れがありますので強力粉と副材料を入れる必要があります。

例えば、単純に2倍の量の水を誤って入れてしまった場合は、強力粉と副材料を追加で足して配合のバランスを整えます。

 

ー 配合を間違えないことが重要 ー

 

上記の対処方法は誤って水を入れてしまった場合で、対処は出来ますがデメリットとして自分が作りたい量以上の生地を作ることになってしまいます。

ここで一番重要なことは「配合を間違えない」ことにあります。

 

間違えない為には、

  1. 材料ごとに分けて計量
  2. 計り終わった後、もう一度確認をする
  3. 水は全部入れるのではなく気持ち残しておく(調整水)

 

当たり前のことでですが、個別に入れることによって目視で量を確認しやすく、また意識に残る分、配合ミスを起こしにくくなります。また、計量を終えて再度、確認をすることで配合ミスに気付くことが出来ます。

その他、水を全部入れないで残しておく(調整水)のは、生地の固さを調整する為です

レシピ通りに作るからと言っても気温や湿度で必要な水分量が変わってきます。その為、調整水として水を残しておくことで生地が柔らかい場合はそのまま捏ね、固い場合は水を足して生地の固さを調整することが出来ます。

 

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