パンの作り方について【中種法の解説】

本ブログでは、時間効率や作りやすさからストレート法でパン作りを行っていますが、今回は中種法についてご紹介します。

中種法のメリットについては、

  • 柔らかい生地を作ることができる
  • ボリュームのあるパンを作ることが出来る
  • 日持ちが良くなる
  • 2回に分けて生地を捏ねる為、生地の修正をすることが出来る

一方でデメリットとして、「ストレート法と比較して風味が落ちやすい」「工程自体の時間が長くなる」などが挙げられます。

よくストレート法と比較されますが、どちらの製法にもメリット・デメリットがありますので、しっかりと把握して自分に合った製法でパンを作ってみてもいいと思います。※個人的にはストレート法でパン作りを行っています。


中種法について

中種法の流れ

上記の工程のように「中種法」は、大きく7つの工程に分かれています。

  1. 強力粉(50-70%)・イースト・水を混ぜる「中種を捏ねる作業」
  2. イーストが発生する炭酸ガスで生地を膨らませる「一次発酵」
  3. 残りの副材料を混ぜる「本捏ね作業」
  4. 本捏ね作業後の「一次発酵」
  5. パン生地の整え、様々な形にする「成型作業」「ベンチタイム」
  6. 成型した生地を最終発酵させる「二次発酵」
  7. パン生地をオーブンに入れて焼く「焼成」

「中種を捏ねる」「発酵させる」工程の増加や材料の配合が変わりますが、基本工程や使う材料は変わりません。

もし、時間に余裕がある時は「中種法」で作ってみてもいいと思います。

 

▼ 加糖中種法で作ったあんぱんのレシピです。是非、参考にして頂ければ幸いです。

 

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