インスタントドライイーストが使えるか調べる前に
パン作りにおいてイーストは必ず使用すると言ってもいい材料です。
その中でも「インスタントドライイースト」は、保存期間も長く使い勝手がとてもいいです。
ただ、とても便利なインスタントドライイーストですが、万能ではなく、保管方法を誤ると使用できない場合があります。
具体的には、
- 開封して1年以上経過
- 前回のパン作りから期間が開いている
- 夏場に常温保管した(冷蔵・冷凍庫に入れ忘れた)
インスタントドライイーストは賞味期限は2年となっていますが、保管状況や扱い方で期限を縮めてしまう恐れがあります。
また、イースト菌は気温が25度くらいが働きが活発になりますが、40度を超えるとイースト菌の働きが弱くなり、60度で死滅すると言われています。
悪い例になりますが、過去に夏場の仕事場でイーストを出したまま家に帰り、翌日使ったらパンが膨れず、イーストが死滅していた経験があります。自宅では、そこまで気温が高くなることはないですが確実にイースト菌に悪影響を与えると思われます。
インスタントドライイーストは扱いやすいイーストではありますが、温度管理が重要です。そして、可能であれば開封したら早く使い切るように心掛けましょう。
インスタントドライイーストが使えるか調べる方法
用意する材料
①ぬるま湯(35度位) 100㎖
②砂糖 小さじ1
③セミドライイースト 小さじ1
上記材料をコップの中で混ぜて10分ほど待ち、上記写真のようにブクブクと泡立ったらイースト菌が活動している証拠です。
逆に泡立たない場合は、イースト菌が死滅している可能性が高い為、使用せずに処分することをおすすめします。
扱いやすいインスタントドライイーストですが、開封したら出来るだけ早めに使用すること(意外といつ開封したか忘れてしまう)と冷蔵・冷凍保管をすることを心掛けましょう。
個人的には、割り高ですが3gの個包装タイプのイーストを使用しています。
コメント