菓子パン

カロリー控えめな「ふすまあんぱん」のレシピ

調理時間
3時間
難易度
やさしい

ー強力粉とふすま小麦の違いについてー

まずは強力粉とふすま小麦の違いについてですが、強力粉は一般的にパンを作る際に使用します。強力粉を使用する主な理由は粉の中に含まれるたんぱく質の含有量にあり、たんぱく質が多いほどグルテンが多く、グルテンの力が強くなれば強くなるほどパンに弾力や粘り気を持たせることが出来ます。

グルテンが多いほどイースト菌により生地が膨らみやすくなり、特に強力粉はグルテンが多くパン作りに最適な小麦粉と言えます。

一方でふすま粉は、強力粉と同様に小麦から出来ていて、違いとして小麦粉は小麦粉の表皮である「ふすま」と呼ばれる部分をそぎ落とし精製しているのに対して、ふすま粉は「ふすま」の部分のみを精製して粉にしています。

この「ふすま」には食物繊維やビタミン、ミネラルなど栄養素が多く含まれており、小麦粉よりふすま粉が栄養価が高く、糖質も小麦粉と比べるとかなり低くなります

ふすま粉は従来の小麦粉と比べて糖質がかなり低く、その上栄養価が高く、強力粉と比べるとカロリーを気にしている人や食事制限がある方向けと言えます。

パン【9個分】

材料
分量
ふすまパンミックス
200g
インスタントドライイースト
5g
スキムミルク
5g
2g
60g
無塩バター
35g
200g
粒あん・十勝 大粒大納言
35g(1個あたり)
黒胡麻
少々

手順一覧

1

水・卵・強力粉・副材料(餡子・黒ゴマ除く)をHP(ホームベーカリーの捏ね機能)で捏ねます。グルテンが出るまで約15~20分程

2

捏ね終えた生地はボールに移し、ラップを被せます。
約30分程、生地を常温もしくはオーブンレンジの発酵機能で生地を発酵させます。

3

一次発酵終了後、生地を50gで分割。分割・成型後にベンチタイムで10~15分生地を休ませます。

4

綿棒で丸型に伸ばし終わると事前に丸めて冷蔵保管していた餡子を乗せ餡子を生地で包むようにして生地を閉じる閉じ目は下にします。

5

二次発酵で乾燥を防ぐ為に生地の上にラップを軽く被せた後、50分ほど発酵させます。※オーブンレンジの発酵機能使用します

6

ラップを剥がして生地の上に塗り卵を塗り、黒胡麻を軽く押し付けます。

7

オーブンレンジは180度で予熱し、11分焼成します。

8

焼き上がりましたら完成です。

発酵のポイント

発酵速度が速い

ふすまミックス粉での一次発酵は強力粉と比べて発酵スピードが早かったので発酵時間を縮めることをおすすめします。